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彼は旅に出ました。
ある日、君は一人で遠い世界に旅立っていった。

いつの間にか、手を引かなくても、心の赴くままに、のびやかに。



そして、帰ってきた時には、

胸いっぱいに感動を湛えて、

目をきらきらと輝かせて、

今度は私をその世界へと誘ってくれる。



ため息混じりの興奮を、言葉で伝えるよりも体感してくれと、

私の手を引いて。



よかったね。見つけたね。

ずっとずっと昔に出来た、どきどき、わくわくする世界への扉。

その扉を作った人に会いに行きたいよという君。

もしかしたら、未来で逢えるかもしれないよ。



その気持ちが胸に宿ったら、大丈夫。

必ず最後まで、君の旅を続けられると思う。

そう思えるほどに、旅から帰ってきた君の姿はとても頼もしい。