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かいては、けしてけしてかくして
ブログの更新頻度が低いのは、

その間の期間に消されたり、隠された記事があるから…。

もう二つほど、隠された文章が。

ちゃんとまとまれば出てくるし、まとまらなければそのまま、

私の心の中のツッコミを交わしきったものだけが日の目を見るのです。


今は、せっせと、にょキンダーフィルム一作目を作り中。

3月から、本格的に農業研修が始まるので、それまでに完成を目指します。

ubuntu(OS)+pencil(アニメーションアプリ)

+gimp(描画アプリ)+kdenlive(動画アプリ)

の最強布陣(?)で挑んでおります。

そうです、ずいぶん昔から豪語していた、

オープンソースオンリーでの制作、とうとう整って実現しつつあるのです。

音声や音楽もその辺でいけるはず・・・。


言ってた当時は難しかったその辺のことが、

数年立った今はとてもお気楽に使えたりして、

この数年の間もずっとずっとその辺の開発を続けて下さった方々、

それをサクッと使わせてくれる心に頭が上がりません。


すごいのを開発してくれとんぞーー!!ってどや出来るような作品を作りたいです。


作りながら、手応えを感じたり、不安に襲われたり、

ゆらゆらしながら作ってます。

だれも楽しませることが出来んかったとしても(それは非常にやばいことだが)、

作ることだけはやめないでいこうと思います。



ぺんしる
そうしたいと思えば誰にでも
参考書

書籍って本当にありがたい。

自分みたいに、学校に縁がなく、業界に縁がなかった人間にも、

その技についてとっぷり学ぶ機会を与えてくれる。



私たち夫婦がアニメーションを作ろうと志したのは天使君を抱えた20代突入期。

それから本を読み、メイキングを見、大学に行ってみれば方向が違ったという確認をし、

製作現場にちらっと入り、製作会社の社長の話を聞き、監督に会いに行き、

自分たちが学びたいことはもう日本の現場では継承されていないということを話され、

友人の「じゃぁウォルトナインはどうやってあの技を持ち得たんでしょう」という言葉に励まされ、

とにかくガムシャラに試行錯誤していくしかないか!と思った矢先に出会ったのが

このリチャード・ウィリアムズのアニメーターズサバイバルキット。



この本、不思議なことに、一度は”違う”と感じて本棚に戻した覚えがあります。

それがしばらくして偶然改めて手に取ることになり、

そこでこの本が素晴らしい一冊だと思ったのでした。

今思えば、”違う”と思ったものは別の本で勘違いだったかもしれません。

東京を離れる数ヶ月前のこと。おそらくどの書店にもあるような本ではないと思うので、

その偶然がなければ、改めて手に取ることはなかったかもしれません。

そういう意味で、自分たちにとっては非常に価値ある出会いだったと思います。



なぜこの本が素晴らしいかというと、冒頭に書いたように、

その世界に入り損ねてしまった人(入りたくなかった人)が、

非常に原理的な基礎の部分から、現場に入り先輩方につかないと学ぶことがないような

知恵の部分まで学べるようにまとめてくれているところ。

何しろこの著者本人が、この本を執筆した理由をこう綴っている。
 
どこでどのようにして専門的知識を手に入れるか?

私はイギリスで独立して仕事をしており、

ハリウッドのアニメーション製造所の一員にはなりたくなかった。

私はどちらも望んでいた。

つまり、ものを作る上での自由も欲しかったし、

知識も欲しかったのである。


自分たちが何かを創造していくと考えたときに、夫婦で決めたちょっとしたこだわりがある。

それは、”それを志した人ならば、誰にでもチャンスがある”と思えるスタイルで作ること。

期間が長くなるにつれ、いろいろと参考にならない部分が増えてきたものの、

それでもやっぱり、何か、自分の意欲以外のものごと、

履歴や資金が前提条件になってその夢の扉を固く閉ざさないで済む方法を模索している。



そしてこの本もその一つであることに間違いない。

費用(5000円)に対してこの内容は本当に素晴らしいしありがたい。



まぁ…そんな感じで…。

いつものことながら、まだまだ、駆け出しのままなんだけれども、

10年間、そこに、にじり寄って行っていると思う。(ドポジティブなだけかも)